
バリ島基本情報
バリ島(Bali)は、東南アジアのインドネシアに属する島。西にジャワ島、東にロンボク島と一列に島が並んでいる一部。
バリの海岸からジャワ島が見える程(バリ海峡の最も狭いところは3kmほどである)近い。面積は5633平方キロメートルで、東京都の約2.5倍。
正式名は『インドネシア共和国バリ州』で、州都は『デンパサール』。
バリ島の民族・宗教
人口は約314万7000人で、バリ人がほとんどだがほかにジャワ人や華人など。イスラム教徒が88%をしめるインドネシアで、バリはヒンドゥー教徒が大多数の90%を占める。ほかはイスラム教やキリスト教、仏教など。身分階層のカースト制はインドほど厳しくなく、身分に応じて名前が異なり、話す相手の身分に応じて言葉を使い分けるが、身分が違うもの同士の結婚も可能。
バリ島の歴史
アジア最古の人類が発見されたジャワ島。そこからわずか3kmしか離れていないバリにも、その頃人類が存在していたことは充分に考えられます。ドンソン文化の影響を受けた銅鼓が発見されるなど、古くから人が住み稲作を中心に文明が開けていたと推定されます。
8〜9世紀頃、アニミズムの影響を受けた独自のバリ・ヒンドゥーへと大きく発展しました。 9世紀頃には独自の王朝を築いていたことが資料から窺えます。
13世紀から16世紀にかけて東ジャワの侵入を繰り返し受け、18世紀にはバリは8つの国に分裂します。各地に拠点を置いた貴族達は宮廷文化を根付かせました。
1597年に、オランダの船が初めてバリを訪れ、1849年にバリ北部と西部を制圧し、植民地支配が徐々に広がっていきました。
バリ戦争勃発後の1908年、最後のクルンクン王朝が滅ぼされて、島全体がオランダの支配下になりました。オランダは、各地の王族を通した間接支配を行い、灌漑・道路等農業設備を整理しアヘンやコーヒーと言った商品作物の栽培を奨励する一方で、奴隷制の廃止、学校の設営、風俗改革(裸身の禁止)等ヨーロッパ的近代化政策も実施しました。また、この当時、バリ島の風俗がヨーロッパに紹介され、それに魅せられたヨーロッパの芸術家が来島、現在の観光の目玉である音楽(ガムラン等)、舞踏(レゴン、ケチャ等)、絵画の様式が確立します。
第二次大戦時には日本の統治下にもなりますが、終戦後、オランダの再支配に対して抵抗しました。殊にゲリラ部隊を率いて壮烈な戦死を遂げたグスティ・ングラ・ライ(Gusti Ngurah Rai)中佐は、英雄としてその名を国際的な玄関口であるングラ・ライ空港(デンパサール国際空港の現地正式名称)にとどめています。スカルノらの活躍により、蘭領インドネシアは1949年にオランダから独立し、1950年バリ島はインドネシア共和国に。参加当初から、宗教問題が最大の問題であったが、インドネシア政府の繊細な配慮の下、独自の文化を維持しつつ世界的観光地へと成長しました。
バリ島の言語
公用語はインドネシア語。バリ人同士の日常的な会話では、普通語と丁寧語、尊敬語をもつバリ語が使われることが多いです。しかし、バリ語は敬語表現が複雑かつ厳密なため、使い慣れないランクの敬語を使わなければならない相手とは、あえてバリ語を避けてインドネシア語を使うこともあるといいます。観光地のホテルやレストランでは英語だけでなく、日本語も比較的よく通じます。
日本との時差
日本とバリの時差は1時間。バリのほうが1時間遅れており、日本が正午なら、バリは午前11時。ロンボク島はバリと同じですが、ジャワ島は日本より、2時間遅れ。サマータイムはなし。
バリ島の気候
典型的な亜熱帯性サバナ気候で、乾季(4月〜9月)と雨季(10月〜3月)に分かれます。1年を通じて平均気温は25℃〜29℃なので服装は基本的に1年中夏服で大丈夫ですが、内陸部(ウブドなど)とビーチ沿いの気温差が大きいので、また冷房に弱い方も長袖シャツを用意しておくといいでしょう。ビーチでは日差しが強いので、帽子やサングラスが必需品です。
寺院を拝観するときや祭礼に参加するときには、宗教上の理由から肌を露出する服装は禁じられているので、サロン(腰布)が1枚あると便利です。
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1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
| 最高気温 |
32 |
32 |
32 |
33 |
32 |
31 |
31 |
31 |
32 |
33 |
32 |
32 |
| 最低気温 |
26 |
26 |
25 |
25 |
25 |
23 |
23 |
23 |
24 |
25 |
26 |
26 |
| 降水量(mm) |
352 |
239 |
201 |
120 |
146 |
130 |
145 |
84 |
58 |
146 |
240 |
288 |
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雨季 |
乾季 |
雨季 |
バリ島の暦
バリには3つの暦があります。会社や学校など日常生活で使われる西暦と、サカ暦、ウク暦という暦です。
それぞれのサイクルが異なっている為、かなり複雑ですがバリの祭りや行事の日取りは、ウク暦とサカ暦に基づいていますのでバリ人にとってはとても重要なものなのです。
おもな祝祭日
ニュピ 2011年3月5日
ヒンドゥー教サカ暦の正月。当日は仕事や外出、電気の使用が禁止されます。旅行者も朝6時から翌朝6時までホテルから出られなくなりますので、注意。
ガルンガン 2010年5月12日/2010年12月8日
ウク暦で日本のお盆に相当し、バロンと一緒に寺院まで歩き、先祖の霊を出迎え供養します。210日に1度行われ、ニュピに続く大きなお祭り。
クニンガン 2010年5月22日/2010年12月18日
ガルンガンの10日後に行われる祭りで、先祖の霊を送り出す儀式が行われます。ガルンガン&クニンガンのいずれもほとんどの店が休業します。
サラスワティ 2010年2月27日/2010年9月25日
学問、芸術、文学の女神サワスワティのための祝日。書物などにお供えが捧げられ、本を読んだり、物を書いてはいけないことになっています。
パゲルウェシ 2010年3月3日/2010年9月29日
サラスワティの日の4日後で210日ごとに巡ってきます。鉄柵を意味し、自分たちを守ってくれる家を象徴してます。この日は、金属でできた道具や物に感謝の祈りを捧げます。